足腰のトレーニング
ここで急に質問です!
皆さんは椅子に
座る時と
立ち上がる時
どちらが面倒くさいと感じますか???
こう質問すると大半の人が立ち上がる時とお答えになります。
その理由を聞くと大半の人は「座るときは力を使わないけど立つときは力を入れるから」と
そう思っている人は要注意です!
確かに立ち上がりは重力に抗う動き対して座る動きは重力に委ねる動きとなります。
即ち座る動きと言うのは楽をしようと思えばいくらでも出来るのです。
逆を言うと日常の椅子からの立ち座りで足腰を簡単に鍛える事ができます。
方法は簡単です。
椅子に座る時は、背筋を伸ばしたお辞儀をするように身体を前に倒しながらゆっくり座って行くだけです。
この時息を止めないで下さい。
欲を言うとお尻が椅子に着く直前で一旦止まってこらえる位が理想です。
この時上手く出来ていると沈めば沈む程、膝や太腿、お尻、背筋に力が入っているのを感じる事が出来ると思います。
立ち上がりは、まず浅く腰掛けて足を引きます。(膝が90度以上曲がる位)
その後は座る時と同じように背筋を伸ばしたお辞儀をするように前に倒しながらゆっくり立ち上がります。
お辞儀で前に倒した勢いは使わないで下さい(笑)
こちらも同様に息を止めないで下さい。
これでスクワットと同様の効果が得られます。
立ち座り両方とも最大の注意点は膝です。
膝が外を向いたり内へ向いたりするのは膝に負担がかかってしまいます。
確認の方法はつまさきと膝の皿が同じ方向を向いているかで判断してください。
同じ方向を向いていない場合は股を開いたり閉じたりして合わせて下さい。
この動きで関節痛などの痛みが出る場合は整形病院受診をオススメします。
日常生活で気を付けるだけでも足腰を鍛える事が出来ますが、日々の運動として行いたい場合は10回を2セットこれを出来れば朝昼晩の3回やると効果的ですが忙しい人はどれか1回でもやると変わると思います。
特に階段での疲れが減ると思います。
足腰は年をとるにつれ弱くなりやすい部分です。
その要因は上記のように日常の中で鍛えられる部分を勢いをつけたり、手の力を使って楽していることが大きな原因となっていると私は考えています。
その状態では最終的に自分の身体を支えられない足腰になってしまうかもしれません。。。
そうなる前に日頃の椅子からの立ち座りで足腰を鍛えておきましょう!